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創立者・松前重義博士が野球殿堂入り

学校法人東海大学の創立者・松前重義博士(1901-1991)が「2022年野球殿堂入り」(特別表彰)に選出されました。野球殿堂は日本の野球の発展に大きく貢献した人物を讃えるためのものです。 

殿堂ホールは東京ドーム(東京都文京区)に野球殿堂博物館内に併設されており、松前博士の肖像レリーフなどが展示されます。 

松前博士は世界平和の実現のために、東西冷戦の時代において学術・文化・スポーツを通じた民間外交を精力的に展開しました。 

1988年にはモスクワ大学に「松前記念スタジアム」を贈呈し、東海大学野球部が中心となり、選手の育成や指導者交流に取り組み、1992年のバルセロナ五輪における野球の正式種目採用に大きく貢献しました。 

また、1964年には首都大学連盟を設立、1971年から1991年まで日本高校野球連盟最高顧問を務めるなど、大学野球・高校野球の発展に寄与しました。