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2年生理数科生徒が課題研究中間発表を校内で行いました

12月8日(水)の5・6時間目に2年生理数科生徒が課題研究中間発表を校内で行いました。 

現在取り組んでいる課題研究について、各班の研究テーマとその研究方法を発表し、併せて現時点の成果や今後の取り組み内容について報告しました。初めての発表で反省する点が沢山ありましたが、今後の研究に生かしていきたいと思います。

 

発表内容は以下の通りです。


① 成分による石鹸の性質の違い (指導教諭 森)
(新型コロナウイルスが流行する今、感染症予防の観点から私たちは石鹸の性質について興味を持った。 本研究ではけん化法を用いて、アルカリ(塩基)や油脂を変えて石鹸を作り、その性質や有効性について調べる。)


② 緩速濾過による水質の改善(指導教諭 天笠)
(自作で緩速濾過装置を作りサイフォンの原理を用いて電気を使わず水を汲み上げ、濾過した水と原水をパッチテストと細菌調査によって飲料水として利用できるぐらいの綺麗さになるのか研究によって明らかにする。)


③ 画鋲の有効的な利用方法について(指導教諭 白河)
(掲示物の固定に利用される画鋲は外れやすく、その針による怪我も発生しやすい。取り外しの利便性から斜めに刺されている画鋲も多いが、保持力の変化は不明である。そこで、外れにくく外し易い画鋲の利用方法を検討する。)


④ 凸多面体での内部格子点と面上の格子点との関係(指導教諭 馬場)
(格子凸多面体で、スコットの定理と同じようなことが成り立つことをスコットの定理の証明をもとに、格子点特有の条件を加えていって証明していく。今回の発表はそのスコットの定理を日本語に訳す過程である。)


⑤ すわともカードで考える地域の発展(指導教諭 伊藤)
(地域と関わり貢献できるような活動はないかと考え、私達はすわともカードと言う地域のポイントカード事業に目を付けた。しかし事業の拡大が進んでいない現状を知り、今あるカードをより普及出来るようなアイデアを高校生の視点で考える事にした。)