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【科学部】グリーンカーテンの研究が入選

科学部の「グリーンカーテンの蒸散冷却効果と経済的評価に関する研究」が「令和4年度科学振興助成研究優秀作品」に選ばれ、県庁1階玄関ホール(11/20~12/1)、県立長野図書館2階ナレッジラボ(12/5~12/19)にて展示中です。
 グリーンカーテンは節電対策として有効で、茅野市ではゴーヤとルコウソウが取り組みやすく、ホップの毬花は天ぷらにしても美味しいです。ただし大量の水を必要とするので、水道代や人件費等のコストも考慮する必要があります。また、グリーンカーテンは1株あたり50㎏以上にもなるため、ネットはしっかりと設置しないと、台風等で倒壊して危険です。
 グリーンカーテンは葉の気功からの蒸散により周囲の熱を奪うことで冷却効果を生み出します。本研究より、グリーンカーテンが効果を発揮する条件は「気温が30℃以上で十分な水やりがあること」がわかりました。