ニュース詳細

【1学年】生きるための思想や教養にふれる 「高校現代文明論」10/7土

7日、1年生の「高校現代文明論」の授業では証券・金融業界や大学・専門学校、地元企業等から講師を迎え、クラスごとにビジネスや金融リテラシーの育成、人間関係の構築などの講義を受講しました。キャリア教育のスタートとして、定期的に学問の世界や社会システム、国家行政の一端に触れ、キャリアについての意識形成を図っています。

 

■講義概要(敬称略)

【A組】

防衛省自衛隊 長野地方協力本部茅野地域事務所長 濱嶋智也「防衛省の業務、国際情勢と防衛政策」

世界情勢、日本と周辺諸国との間の問題、防衛省の役割と防衛政策、自衛隊の組織などについて解説します。

 

《生徒の感想より》

◆私は今の日本がどんな状況に置かれているのか知りませんでしたが、「グレーゾーン」と聞いて驚きました。最近はロシアやウクライナでも戦争が起きてしまっているので、日本もいつそうなるかわからないなと思いました。自衛隊は災害が起きた時に人を救助する職業と何となく思っていましたが、知らなかっただけで、実は自衛隊の活動はたくさんあるんだなと思いました。スポーツ選手が自衛隊の学校にいるのは驚きでした。地下鉄サリン事件をテレビで観たことがありますが、救助や現場の片づけは自衛隊がやっていたことを知りました。松本に何かの施設があることは知っていましたが、専門学校に進まないといけないのかなと思っていました。自衛隊はすごく大変なところだと思っていましたが、そのぶん、やりがいを感じられるのかなと思いました。いままで知らなかった自衛隊のことを知ることができてよかったです。

◆今の自衛隊は陸上・海上・航空だけでなく、宇宙・サイバー・電磁波などが加わっていることを知った。日本人の性格から、こうした毎日の積み重ねがすごいと思う。緊急援助で他の国で活動したり、男性だけでなく女性も活躍できる自衛隊はすごいと思った。自衛隊の中での仕事の種類がたくさんあり、スポーツなどの仕事があることに驚いた。日本の安全を守るためにいろいろなことをして訓練を重ねて動いてくれることに日々感謝していかないといけないと思った。自分の思っていた自衛隊とは違い、楽しそうに見えたし、メリハリがしっかりしているんだと思った。何も言えないくらいすごいと思う。真面目でメリハリもしっかりして、何でも完璧にこなすところがすごい。

◆今日の講義では自衛隊の仕組みについて学びました。長野県には松本市に自衛隊の施設があることを知りました。人々に自衛隊の活動を体験してもらったり、活動内容を知ってもらう機会があることはとてもよいことなのだなと思いました。様々な方法で自衛隊の活動をPRしていることがわかりました。「多次元統合防衛力」という言葉を知りました。戦争を起こさないことを念頭に日々生活することが大切だと思いました。防衛にも様々な方法があり、情況に応じて対応していることがわかりました。普段の生活の中で私達が安心して生活できているのは自衛隊の方々のお蔭なのだと思いました。動画の中に「訓練は本番のように、本番は訓練のように」という言葉があって、とても印象に残っています。お互いの信頼のために活動しているということを聞いて、自衛隊の仕事の大切さを知りました。

◆今回自衛隊のお話を聞いて、最初は「自衛隊=人を助ける」というイメージがあり、それが仕事だと思っていたが、それ以外にもボランティア活動に参加したりと、様々な活動に積極的に取り組んでいて流石だと思った。また、自衛隊は場合によっては命を落とすかもしれないのに自分から「人を助ける」ために行動できるのは、仕事かもしれないが凄いことであるし、責任感が問われるのだと思った。自衛隊の方たちは戦争などで戦う以外にも地震や津波など様々な場面で人を救助したり、24時間の中でいつ何が起きてもいいように準備をしておくことは大変だし、緊張感はすごくあると思う。中でも25年間「国際平和活動」を続けているのはすごいと思った。「国の防衛・災害派遣・国際平和協力活動」の3つが私の心に残った。「訓練は本番、本番は訓練」などといった言葉を、これからの生活で生かしていきたいと思った。

◆日本には5つのエリアに分けて陸上自衛隊が配置されているそうです。自衛隊は国防と災害派遣だけだと思っていましたが、小中学校に行って自衛隊の仕事を体験してもらったり、地域のお祭りに参加したり、ウイルスに対する仕事、南極に行って観測を行うなど、たくさんの仕事をしていることがわかりました。365日24時間いつでも出動できるように駐屯地が配置されていることがわかりました。陸上自衛隊の仕事が16種類、思っていた以上に仕事の種類があっておどろきました。

 

 

【B組】

長野県労働金庫茅野支店 主任 西村洋祐「高校生のためのお金の授業」

お金と上手につきあいましょう。これまでかかったお金、これからかかるお金。お金に関する知識を身につけ、今後の人生に役立てましょう。詐欺被害をはじめ、悲惨な事例も紹介します。

  

《生徒の感想より》

◆お金に関することについては、生活費などは両親が預かってくれているので、自立するまでどれだけのお金がかかってしまうのか、抽象的に伝えられてきましたが、実際の負担としては苦しいことも多くあり、支援してくれる両親に感謝したいと思いました。あと数年で成人になるので、計画的なお金の管理ができるように自制心を持った人になっていきたいです。お金は自身の生活を豊かにできる一つのツールであると同時に、様々な問題を引き起こしてしまう危険なものでもあります。そうした問題は自身によっても他者によってももたらされるので、仮に自分の身にそれが起こってしまっても、正しい知識によって適切に対処ができるように自身のリテラシーを今後のために高めていきたいです。今日配信された資料を大切な時のためにまた読み返し、お金の問題に関してできるだけ困らないように成長していければよいと思います。

◆今回はお金に関する知識を学ばせていただきました。生涯欠かすことのできないお金を扱ううえで大切なことは、まず収入・支出を把握することだと知りました。生活に必要な物、住居、教育、自動車、保険など、様々な費用がかかるんだなと思いました。そしてクレジットカードについてですが、親が使っているのを何となく見ていましたが、分割払いにすると手数料が高くなり、支払総額が多くなるのを初めて知りました。借金に関しての知識もまだまだ浅いので深めていきたいです。現代ではキャッシュレス決済がよく利用されています。便利なので私も将来使っていきたいとは思っていますが、お金を払っている自覚が希薄になってしまうのかなと思います。詐欺はなかなかなくならないですが、やはり知識をつけていて損はないと思うので、詐欺にかからないよう気をつけたいです。必要不可欠なお金の知識をもっと深めたいなと思った話でした。

◆長野ろうきんの日村さんと伊藤さんからお金に関するお話を聞きました。札勘が楽しかったです。あんな大金を数える機会はなかなかないかもしれないですが、大人になってサラッと札勘ができたらかっこいいなぁと思いました。「金融リテラシー」という言葉は中学校の時の授業で聞いたことがあるかな?ぐらいの程度だったのですが、きちんと知識をつけておけば必要なものに必要なだけのお金を割けると思い、自分が持っているお金が増えるのか?と思いました。経済などを学んだらおもしろそうです。今後、ローンと関わる時が必ずあると思いますが、知識があればローンを組む時にも様々な視点から考えられると思いました。

◆今日のお金について話を聞いたり、実際にお金を数えてみたりして、お小遣いなど親が仕事をして稼いでくれたお金をもう少し大事に使わないといけないなと思いました。中学生の頃は、あまり一人で買い物に行ったり、友達と遊んだりすることがなかったので、あまりお金の減り方などがわからなかったけれど、高校生になり、寮生活をするようになり、1か月でこんなにも生活費として使うんだなと実感しました。入学したての頃は、「今月お金が足りない」などと親に言ってもらっていたけれど、今月から、月いくらと決めて使うようにしています。1か月で15,000円と決めたので、それで食費や生活費、お小遣いにあてるようにしました。決めてあることによって、お金の残高を気にしながら使えるので、これから3年間で自分一人になった時に、しっかりとした金銭感覚で困らないようにしたいです。そして、お金のちゃんとした数え方を知ることができたし、実際に数えることができてよかったです。

◆今日のお金の授業で思ったことは、まずお金を数えるのは難しいなと思いました。今日、生まれて初めて偽物のお金ですが数えることをやってみて、思っていた以上に難しかったです。まだ持ち方で少し混乱しました。そのため、数えてみてもあまり速くできず、遅くなってしまったり、指が緩んでお札が崩れてしまい、今何枚目なのかがわからなくなってしまいました。ろうきんの方は速く、止まらず、正確に数えていたのはすごかった。私は、ろうきんとか、金融系の仕事には就かないと思いますが、いつか絶対使う知識や技なので、今日の講義を忘れないようにしたいと思います。まだ私は個人でろうきんを使ったことがなくて、親がたまに行っている程度ですが、私が18歳以上になったら使うこともあるだろうから、今日学んだことを大切にして、今から少しずつ慣れていきたいです。

 

 

【C組】

茅野バス観光 紅谷美奈穂「岐路に立ったときに大切にしてきたもの」

人生は二者択一の連続です。選択しなければならない時に大切にするものとは何でしょう。

 

《生徒の感想より》

◆紅谷さんのお話を聞き、進路について考えていたのでとても参考になりました。今の私は夢がまったくない状態で、紅谷さんには高校以前から夢があって羨ましいと思いました。一度夢を諦めざるを得なかったのに、バスガイドという夢を見つけることができたことに驚きました。バスガイドがブラックで、どん底になってマルチ商法に手を出してしまったのに、一度自分を見直し、まともな道に戻れることができた紅谷さんのことを私はとても尊敬したいなと思います。私は小3の時に父を病気で亡くしています。それからの自分は「あれがしたい、これがしたい、これになりたい」とあまり考えなくなっています。ですが、今日私は紅谷さんの話を聞いて、いつまでも立ち止まっていてはダメだということに気付かされました。今日紅谷さんの話を聞いて、とても勇気が出ました。今日は話を聞かせていただき、ありがとうございました。

◆バスガイドさんのお話を聞いて、バスガイドだけではなく、観光に来た人たちなど、人の前に立って働くのは簡単じゃないんだなと思いました。どんな仕事に関しても直感と思いやりが大事だと聞いて、確かになと思いました。私がハンドボールを始めたのも、最初は何となくだったし、将来やってみたい仕事も身近にあるから、というだけだったが、そのおかげで今が楽しく、優しい友達、チームメイト、先輩がいてよかったと思えています。部活のためにこの学校に来て、ずっと一緒にいた友達とも離れて、自分では人見知りだと思っているので、紅谷さんの直感が大事だというのは本当なんだろうなと思いました。もっともっと自分のやりたいことを見つけて今を楽しんでいきたいと思うし、自分がやってもらえて嬉しいことを進んでするということを考えて、直感と思いやりを意識していきたいと思います。今日は素敵なお話をありがとうございました。

◆今日のお話を聞いて、自分のやりたいと思うことをやっているのが、とても素敵だなと思った。自分がやりたいと思えることをやることが一番満足できると思うし、大切だなと改めて感じた。私も将来自分がやりたいと思うことをしたいと思った。紅谷さんはどんなに大変なことがあっても頑張って乗り越えて来たんだなというのがすごく伝わって来た。自分がつらい時、誰かに相談することで気持ちが少しでも軽くなるということがわかった。私もつらいことがあったり、一人で抱え込まずに誰かに相談したいと思った。私は今まで「自分は人見知りだから、人とあんまり話せない」と思っていたが、それは自分で決めつけてしまっていたということに気付くことができた。今日をきっかけに自分で自分のことを決めつけることをやめて、自分の中にある可能性を広げていきたいと思った。今日の話はとても良い話だった。

◆紅谷さんの話を聞いて、人生は直感で決めると聞いて、最初は「直感で決めちゃっていいのかな」と思いましたが、やりたいこととか、小さな夢とか、やってみて自分に合うことだったら、それはそれでいいなと思いました。私も、自分が死ぬとなった時に泣いてくれる人がいるのは、とても嬉しいです。泣いてくれるということは、自分のことを大事にしてくれていたんだなとか、影響を与えていたんだなとかがわかることがあるから嬉しいのです。紅谷さんのバスガイドという仕事はすごいと思います。観光場所やその歴史などを全部覚えてお客さんに話していることがすごいです。お客さんが楽しいと思えるように工夫してその仕事を楽しんでいることもすごいです。夢を叶えることは、思いやることや、直感で決めることなんだと思いました。

◆一つ一つ職業を決める時に困難に立ち向かっていたということを知り、人生にはいろいろなことがあるものだと思いました。一つ一つの言葉、話が心に刺さりました。とても自分の直感を信じて何でもやってみることが大切だとわかりました。将来の職業について考えている時に、このような話をしてもらい、とても心の支えになった気がしました。紅谷さんのこれまでの人生の話を聞いていて、心に刺さったし、私も頑張ろうと思いました。今日一日でとても憧れの方になりました。いろいろな話を聞いてみて、力にもなったし、支えにもなりました。本当に話していただき、ありがとうございました。将来のことを自分でもはしっかり決められるように頑張ります。

 

 

【D組】

第一生命保険株式会社 小林由佳「ライフサイクルゲームⅢ~生涯設計のススメ」

すごろく形式のゲームを楽しみながら、結婚・住宅購入などのライフイベント、病気・ケガ等のリスク、振り込め詐欺や架空請求といった消費者被害事例等、人生を疑似体験することができるボードゲームを通じて「お金の大切さ」「さまざまなリスクに対する必要な備え」「消費者被害にあわないための必要な知識」等、消費者として知っておくべき知識などを具体的に学びましょう。

 

《生徒の感想より》

◆普段なかなか触れられない内容を、こうした双六でいろいろと考えていけたのでよかったです。今後出会いがありそうなトラブルが多かったから、そういう場面に遭った時は、じっくりその後のことを考えてから決断し、有利な方を選択していきたいと思いました。保険の事はまだ全然知らないが、これから必要なものとなっていくから、種類や内容、それぞれの特徴をとらえて選んでいきたいし、しっかりと一つ一つのことを理解して失敗や勘違いがないようにしていきたいです。今はあまりないが成人になると消費者トラブルに巻き込まれてしまうことがあると思うから、1つのメールや電話にとらわれずに、一度自分で考え、トラブルに巻き込まれないようにしていきたいと思いました。困った時には一人で悩まずに「188番」にかけたり、まわりの人に相談したいし、何もしないで被害が拡大することがないようにしたいです。

◆いろいろな保険に入るのはいいと思うが、自分の手取りを考えてやっていかないと、借金をしたり、すごく大変なことになるんだなと思った。今はただでさえ、いろいろ高くなっているからと言って保険に入らないでいると、逆に大変だなと今日やったライフゲームで思った。ライフゲームをやってみて、お金はやっぱり大事なものなのだと改めて思った。しっかりとお金を準備しておかないと、ライフイベントが来た時に様々な出費があり、お金がないとすごく大変になるため、計画的に貯金をしないといけないと思った。考えてみると自分の親はすごいんだなと思った。自分が高校に入る時に「お金のことは考えなくていい」と言ってくれた親はすごいんだなと改めて思った。今後、自分の親にいろいろと感謝していきたいと思った。自分も親みたいにカッコイイ台詞が言えるように、お金は計画的に使ったり、貯金していきたいと思った。

◆ライフサイクルゲームをやってみて、まだ子供だからお金も稼いでないし、使うこともないけれど、これからは人生ですごくお金がかかるのだと思いました。親は自分のスマホの通信料とか学費とか、いろんなお金を払ってくれていることに気が付きました。ゲームの中で、結婚したり子供ができたり、保険に入ったり、全部自分で選択しなきゃならないし、選択した後も問題が起きたり、それを予測したり解決したり、大変だなと思いました。どちらを選んでもメリット、デメリットもあるし、大変なことからは避けられないと思いますが、これからいろんなことを身に付けて、その経験と知識を困った時に活かせるように準備したいなって思いました。稼ぐことについても自分がこれから先、絶対に遭わないという保証はないし、ニュースを見ていても他人事のような気がしますが、意外と身近なことなんだと思いました。いざ詐欺にあった時に適切な対応ができるようにしていきたいと思いました。

◆昔、よく遊んでいた人生ゲームみたいで、とても楽しかったです。楽しみながらも人生において必要なことを知ることができました。いろいろな保険に入るのにとても多くのお金がかかることなどを初めて知りました。家族がこんなにたくさんのお金を使って守っているのかと思いました。消費者トラブルに遭わないようにするには、日頃の心がけが大切だなと思いました。日頃から知識や情報を身に付けて、様々なことから自分を守れるように備えていくこと、また、社会に出るのにそう遠くないので、結婚や子供についても少しずつ知っておく必要があること、今から大人になるまでに上手にお金を使えるようになりたいと思いました。好きな物すべてを買うのではなく、我慢することも大切になってきますね。

◆ライフサイクルゲームは、たくさんのライフイベントやリスク、消費者トラブル事例などが出て来て、これから先の人生でどのようなことが起こり、どのようなことに気を付けなければならないか、どのような備えをしておく必要があるのかを考えるゲームでした。その中でiDecoや債券を知りました。iDecoは自分が拠出した掛金を自分で運用して資産を形成するもので、掛金は65歳になるまで拠出可能であり、60歳以降に受け取ることができる。債権は、国や企業などがお金を借りる際に発行できます。こうしたことをライフサイクルゲームで学びました。最後に、若者に多い消費者トラブルなどの話を聞きました。これから先の自分がどうなるかわかっていないから、そのために保険に入るなどの対策が必要だと感じました。

 

 

【E組】

信州スポーツ医療福祉専門学校 はりきゅう学科長 藤井栄二「医療福祉と社会貢献」

自然治癒力を高める鍼灸技術をスポーツの現場でどういかすのかを学びましょう。

  

《生徒の感想より》

◆鍼灸師いう仕事があることを初めて知りました。針が髪の毛ぐくらい細いのと、プラスチックの筒のようなカバーのおかげで刺しても痛くないことがわかりました。それに比べて中国では太い針を刺すから痛いということもわかりました。鍼灸はスポーツ選手も多く利用していて、薬を飲まなくても鍼灸だけで治ってしまうこともあると聞いて、すごいなと思いました。針を刺す時にトントンと叩くだけで簡単に刺さっていたのでおもしろいなと思いました。実際に先生が刺してもらっていて、1回だけでは効果はないが、続けたら効果があると聞いたので、続けたらどのくらい変化があるのかが気になりました。頭や肩、目や腕など思った以上にツボがたくさんありました。セルフケアもできると聞いたので、部活で疲れたら家でセルフケアしようと思います。今日はありがとうございました!!!

◆はりきゅう医療というものを初めて知りました。また、最近ではスポーツトレーナーより、はりきゅう師の方が多いことにびっくりしました。はりきゅうの基礎知識があれば、セルフケアできることがとても魅力的だと思いました。症状によって使うツボが違ってくるので、腰痛に効くツボをもっと詳しく知りたいと思いました。針1本で人の体を良くするのはすごいことだと思いました。医療に興味があるのでオープンキャンパスにも参加してみたいと思います。私は他の人と比べて体が弱い方なので、自分自身をよくする方法について知りたいし、知識を身に付けたいと思います。はりきゅうに興味・魅力がある人には是非知ってもらいたいと思いました。本日はお忙しい中、はりきゅう師、セルフケアについて丁寧にわかりやすく教えてくださり、ありがとうございました。

◆自分はバスケでケガをした時に、何度もはりを受けたことがあって、けっこう興味を持っていました。今日ははりのお話をきけて楽しかったし、嬉しかったです。セルフでできるケアの情報とかも知ることができたし、どのツボが何に効果があるのかもわかった。本当にいい話を聞けてよかった。はりのおかげで自分もバスケに復帰できたので、はりきゅう師になるのもいいなと思いました。実際にいろんなところでマッサージを受けたことがありますが、効果は一時的なもので、やってもらった後は痛みがなくなっていいのですが、数日経つと痛みが出たりしたのですが、それに比べてはりは内側から治すことができるので、本当にすごい治療方法だなと思いました。今日はりの話、ツボの話を聞いてこれからのケアに役立つことなどもわかったので本当に良かったです。いい経験になりました。ありがとうございました。

◆今日の講義は今後の進路選択のうえでも重要な話でした。はりきゅうは今まで見たことしかなかったので興味を持ちました。もともと針を刺すのはとても痛そうだったのですが、針についての観念が変わりました。はりきゅうは疲れをとるものと思っていたのですが、腰痛が治ったり、肩こりや様々な症状に効くそうで、親の肩こりがひどいので、はりきゅう師を紹介したいなと思いました。そして今後の進路選択をするうえで一つ可能性が増えたので、とてもよかったです。ツボを紹介される前は、効果があるのかと半信半疑でしたが、今回の話を聞いて、ツボは全部で300近くあるそうで、ツボ一つ一つの効果、ツボで精神疲労も治るのがとても驚きました。今回の授業は自分の中ではとても貴重な時間となりました。今後の進路選択に活かしていきたいと思いました。

◆私は医学系・福祉系の仕事に興味があるので、話を聞くことができてよかったし、面白かったです。はりきゅう師のことは全然知らず、名前も聞いたことがなかったので、よい経験ができたなと思いました。実際にツボをセルフケアしてみて思ったことは、私は頭痛や花粉症が気になっているので、合谷にはりを刺してみました。刺してすぐに手が張っている感じがあったので効くのが速いのかなあと思いました。それに私はこれまではりきゅうをしたことがなく、知り合いにもはりきゅう師や通院している人がいなかったので、どういう感じなのかわからなかったのですが、そんなに痛みがなくて「本当に針を刺してるのかな?」というくらい痛くなかったです。今回、自分で合谷を試してみましたが、私は貧血を持っているので、太衝や百会など、めまいなどにも効くツボにも試してみたいと思いました。

 

 

【F組】

日本証券業協会 金融・証券インストラクター 今井美和「社会に出るために知っておきたいマネーの基礎知識」

資産形成に無関心な時代ではいられません。将来経済的に自立した社会人となるために必要なお金の知識(資産形成と金融商品の特徴、金融トラブルに遭わないための知識を含む)や、私たちの生活と深い関わりがある株式会社の仕組み、金融の役割について学びます。

 

《生徒の感想より》

◆自分が何歳になっても金が必要であることには変わりがないので、マネープラン、ライフプランを若いうちから整理しておくことが重要なんだと思いました。お金は働いた分だけ自分のものになるのではなく、税金にもあてないといけないということがわかりました。また、生活に必要なものを購入しなくてはならないので、好きなものだけ買ったり、投資だけに使ったりしてはいけないというところが難しいと思いました。貯金して引き出すためにも手数料が必要なので、引出すタイミングも考えて、無駄なお金を減らさないといけないと思いました。投資は、お金が増えるかもしれない魅力的な方法だと思いますが、自分の持っている当分使う予定がないお金をあてることや、分散して投資をすることなどが大事だということがわかりました。成人年齢が下がったことで18歳、19歳でも親の許可なく金融商品を購入できるようになったそうなので、詐欺にあってしまったりしないようにしたいです。きちんと勉強してからやりたいと思います。

◆今回のお話をうかがい、私は元々貯金をしていましたが、高校生になり、中学の友達と遊ぶ日が増えてお金を使う機会が増えてしまったなと感じました。貯金意識も薄れてきています。私自身、「〇〇頑張ったから」と甘やかしてきていたので、少しずつお金の使い方を見直し、貯金を再開していきたいです。今を楽しみながらも、未来のために貯金をするという意識で過ごしていきたいです。そして、貯金をするためにやるべきことは3つの需要に分けてみようと思いました。その時はまず貯金するお金を先に引くことを大切にしたいです。お金の話で、少ないリスクで高い利益を受け取ることができるというのは詐欺だということと、細かい文字で小さく書いてあるものこそがすごく大切なことということも、将来役立つお話なので大切にしたいです。

◆社会に出てからのお金をどのように使用していくかなどの話を聞くことができました。自分も少し株や国債などに興味があり、株や投資の話を聞いてみて、それぞれの特徴などを知ることができました。また、これから生きていく中で自分がどういうシチュエーションでお金を使っていくのかを考えて、早いうちから預金しておきたいと思いました。自分がこれからどんなふうにお金を使っていくのかわかりませんが、少しずつ考えていきたいと感じ、いろいろ勉強をしてみようと思うきっかけになりました。自分もいろいいろ勉強して増やしていきたいなという思いはあり、そうしたことにもっと積極的に取り組んでみてもいいかもな、と思いました。できるだけお金をかけずに自分自身で調べてやっていきたいと思いました。

◆本日はお時間を割いて来てくださりありがとうございました。私たちの将来のためにお金の話や人生設計の話をしてくださって、とても役に立ちました。まず私が一番必要だと思ったのは、ライフプラン、マネープランです。まずプランの説明として、0歳から100歳で考えると、結婚、子供の教育、住居、老後の生活などにかなりのお金が必要だということがわかりました。。私はこれを知るまでは人生で3,000万円くらいかなと思っていたら、それをはるかに上回る金額で、とてもびっくりしました。次に株式投資の仕組みを知ることができました。私はこれからのマネーの基礎知識を得ることができてよかったです。本当にありがとうございました。

◆やっぱり結婚や子供の教育、住居、老後の生活にかなりのお金がかかってしまい、そのお金を払うのもそんなに簡単にできないことを知った。自分もお金をもらったらパーッと払うのではなく、少しずつ貯めて必要な時に払いたい。投資とか、そういう言葉を聞いたことはあるが、具体的に何をするのかがわからなかったが、この時間でより理解を深めることができた。投資商品にはいいところがあるがリスクがあったり、預貯金もいい点はあるがデメリットもあることを知った。その時の生活次第で変わってくるので、うまく活用をしたい。株もよくわからなかったけれど、うまく活用すれば大きな額になって返ってくるかもしれないことを知った。安全性・収益性・流動性すべてがそろっている◎の商品はないことがわかった。株式投資とその仕組みについてよくわかった。簡単にお金を稼ぐことはできないし、リスクも十分にあることを理解できた時間だった。

 

 

【G組】

有限会社フキドウ代表取締役・岡谷市議会議員 今井康善「地域社会への貢献という生き方」

地域社会に何を求め、どのように行動してきたかについて、地域社会への貢献という観点で、卒業生の生き方を学びましょう。

 

《生徒の感想より》

◆今回この話を聞いて、自分が思ったことについて自ら行動していくことが大切だと思った。こんな街にしたい、地域にしたいと思ったら、自ら行動して変えていく努力が必要だと思った。自分たちは未来を考えてたくさんのアイディアや工夫、地域活動をやっていく議員の方たちはすごいと思った。自分の過去の経験から様々な活動を行い、よい地域となることをめざしていくところもすごいと思った。立候補までの手続きも、まず自分のことを知ってもらうこと、過去の自分の社会生活も関わってくると聞いて、立候補するまでの道のりも大変だと思った。高校の行事も同じだが、積極的に参加したり、提案をしていくことが大切だと思った。自ら提案し、行動していくことで、今の地域を変えることができるということがわかった。自らチャレンジする。地域の将来は自分達が創っていくので、もっとチャレンジしていきたいと思った。

◆私は今回の授業を受けるまで、市議会や議員さんがどんな仕事をしているのか知りませんでした。市議会や議員と聞くと硬いイメージがあったけれど、今井さんのお話を聞いていると、普段生活している中で気になったことを改善することが、暮らしをよくしていくことにつながるのかなと思いました。立候補するまでにもたくさんやらなくてはいけないことがあり、大変だと思ったけれど、それほど議員というのは大切な仕事なんだなと思いました。自分がマイクを持ってたくさんの人がいる前で、自分の想いや意見を伝えるのは、私には考えるだけで怖くて自分にはできないことなので、それを何年も続けてやっている今井さんはすごい人だと思いました。私もあと3年もすれば選挙権を手に入れて選挙に参加できるので、ちゃんと参加して、間接的に町づくりをしていきたいと思いました。

◆父の余命宣告と、勉強がちょうど嫌になったため大学を中退したと聞いて驚いた。そこから約2年くらい経済を学んで、今の職につながったことを知って、きっかけづくりは大事だなと思った。小中学校時代、荒れたクラスでいじめを見たり経験したことがきっかけでこういう方面に進みたいと思ったそう。私にも似た境遇があり、私の将来は心(主に子供の)を支える仕事をしたいので、経験したことが良いことではないが、その経験を生かした仕事をしたいので、経験を生かした職に就いた先輩を是非見習いたいと思いました。やはり若者の投票率は少ないそうです。高齢者ばかりが投票などで政治に参加していたら偏った人たちの願いが叶うようになってしまう。私たち若者の意見も政治に取り入れたほうがよいので、投票権を得たら投票に行くなど、積極的に政治に参加していきたいと思います。自然豊かなこの地域を活かせるようにしてほしい、したい、です。

◆今回自分が思ったことは、今こうして住みやすい町だったり、安全な町、お祭りなど楽しい町を作っている人がいることに感謝しなくてはいけないと思った。自分は正直、議会などはまったくわからず、ほとんど興味はないが、話を聞いていて議会がどれだけ大事なのかがわかった。自分達にも、今はできないが、選挙といった議会に関わることがあるので、できるようになったら積極的に参加していきたい。成人になったら選挙のポスターを素通りするのではなく、少しでも目を通し、自分の望みの町になるような選挙をしていきたい。また、選挙カーなども自分達には関係ないかもしれないが、自分たちの町のために必死にやってくれている人がいるということを忘れずに暮らしていきたい。このように陰でたくさんの人が支えているということを意識して生活する。

◆自分住んでいる街を元気づけたいとか、自分で街を良い方向に持って行きたいという思いがとても強いんだなと、話を聞いていて思いました。いろいろな行事に触れていって、たくさんのことと触れ合い、いろんなことに疑問を持つことで街づくりへの意欲が高まっていくんだなと思いました。街の変化に気づくというのはそれだけ自分の街に興味を持っているからで、話を聞きながら、わずかな変化にも気付くほど自分の街に興味を持っているんだなと思いました。正直、私はあまり自分の住んでいる街の変化を意識したことはありません。私は、将来議員になってもならなくても、今までよりは自分の住んでいる街に関心を持って行った方が良いなと感じました。市民を第一に思って様々な活動に取り組み、大変なことにも一生懸命に立ち向かって取り組んでいる姿がとてもすごいと思いました。

 

 

【J組】

国税庁諏訪税務署 総務係長 清水淳史「税のしくみ」

税の種類や使われ方、税務署の仕事、職員採用についてなど、税に関して学びましょう。

 

《生徒の感想より》

◆「公平に負担するにはどれを選択すべきか」という質問で、私は国民から平等に集めること、同じ率で集めることが一番公平であると思いました。これらを選んだ理由は、頑張って働いている人たちが多く負担するというのは、個人に対する尊重がある意味ないのではないか、また、努力量と負担額が見合っていないと思うからです。しかし、消費税だけで財政を担うというのは収入が少ない人たちからすると、とても厳しかったり、そのような状態になった時、消費税は今よりも多く課税されると思うので、一概に消費税だけで、ということは言えません。この問題は国民全員が考えていくべきことの一つであると思いました。私は税の種類が多いことに疑問を覚えました。私は入湯税みたいな名の税があることがとても不思議に思います。何故温泉に入るだけで税を取られなければならないのかわかりません。また、無駄な税を減らさず、増やす一方であることも良くないと思います。

◆税金が30種類あるということを初めて知りました。所得税では所得が1,000万の人に税率10%をかけると900万円残るので生活に負担感はないが、所得によって同率で税をかけると生活に困難な人が出て来ると思ったので、公平に負担するには適切な課税方法を採用して複数の税金をバランスよく組み合わせる「タックスミックス」→税負担の公平性の確保が重要だということがわかりました。借金の割合のグラフでは2020年、コロナウイルスが流行ったことで割合が急激に増えている。ワニの口に見えることから「ワニの口」と呼ばれていると聞いて、おもしろいなと思いました。なぜ消費税が取られるのかについて、景気の変化に左右されにくく税収が安定している、働く世代など特定の人々に負担が集中することなく経済活動に中立的というのが理由だと聞いて勉強になりました。今日の講義を聞いて私たちが生活していくには税金と付き合っていかなければならないので、今日のお話はとても勉強になりました。

◆私は税金の仕組みがどういうものであるか、詳しく知りませんでした。税金には社会福祉、地方・国家公務員の給与、町をきれいにする、公立学校の授業料の負担など多くの種類の税があるもことを知りましたが、私は税金は「とられるもの」という悪いイメージを持っていましたが、自分が知らないところで普通は負担しなければならない場合も税金で賄われているなど、国民が居心地よく生活するために税金が存在することも理解できました。今回の話の中で最も重要だと思ったことは、選挙に参加するということです。国民が払った税金の使い道を決めているのは、国民が選んだ議員であるため、慎重に決めなければならないことがわかりました。自分のたった一票が国にとってすごく大切なものであり、価値があるものなので、面倒くさいと思わず、投票に行こうと思いました。私は、国税専門官と聞いてもピンときませんでしたが、どのような仕事をしているかをお聴きして、国のために働く、すごく重要な職業だと思いました。貴重なご講義ありがとうございました。

◆「納税」と聞くと固いイメージがあり、納税についてあまり考えたことはありませんでしたが、今回の話を聞いて「納税」とは人が生活するにあたってとても大切なものだと感じました。私は納税に対して「納めさせられている」と感じていましたが、そうではなく、「納めるべきものだ」と意識が変わりました。次に消費税についてです。消費税は「公平に負担することが求められている」と話されていましたが、私が感じたことは、最近作ることを義務化された「マイナンバーカード」が効果的に使用されるのではないかとということです。短時間で日本国民の情報を売ることができるため、「公平」を実現しやすくなっているのではないでしょうか。私は今回の話を聞き、もう少しニュースに耳を傾けて社会のお金の流れ、世界のお金の流れについて知っていきたいと感じました。私も将来の納税する立場になった際には、しっかりと今日のことを覚えておきたいと感じました。

◆税についてあまり良いイメージを持っておらず、ただ国の都合の良いように徴収されているように思っていました。しかし、税によって少ない負担で治療を受けることができたり、警察・消防による公共サービスなどに使われるので、最終的には自分に返って来ることを知りました。配られた資料を見て、国の歳入で公債金が一番多かったのが非常に驚きました。財政の悪化で社会保障が25.3兆円も増加しているのは少子高齢化が進んだことにより、年金給付の増加や介護給付、医療保険給付などが増加しているためなのかと思いました。もしそうならば自分が高齢者になった時にはどのくらい社会保障費が増加してしまうのかとても不安に思いました。それにより、また増税する可能性もあると思うと、多くの課題があると考えました。