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「少林寺拳法を通して生き方を伝えたい」 小学校における活動

今月も市内小学校において児童たちに少林寺拳法を指導する馬場教諭。選手を早期育成するためではなく、いつの日か、その神髄に触れ、《人生いかに生くべきか》を自分に問う姿勢を持ってもらいたいがための活動なのだそう。一方、児童たちは師範の願いとは別に楽しんでおり、講座を楽しみに待っていた児童たちには、けっして厳しいことは口にしません。「少林寺拳法が競技主体の武道や格闘技と大きく違うのは、勝ち負けを競うのではなく、正しく修練すれば上達し、自分自身に対する自信が得られるという点です。身体と心は一体のものです。少林寺拳法は「身体=つよさ」と、「心=優しさ」の心身両面をバランスよく修養します。優しい心を持っていても、力と、その力を効率よく、正しく発揮する技がなければ、人の役に立ったり、人を助けたりすることはできません」…強ければいいという思想が身を滅ぼすことを説きながら体を動かしていました。