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【理数科】横須賀で歴史研修 グローバルコース&サイエンスコース 

9日、1年理数科、2年グローバルコースの生徒たちが、大学での修学動機やキャリアに関する意識形成を目的として、神奈川県横須賀市において近代日本史に関する研修を行いました。今回の研修は2つの領域について実施されました。一つは「浦賀レンガドック(住重旧浦賀工場1号ドック)をめぐる URAGA 開国クルーズガイドツアー」で、浦賀を代表するレンガドックと千代ヶ崎砲台跡をめぐる本校オリジナルガイドツアーでペリー来航に関する講義とクルージングです。もう一つは、幕末から第二次世界大戦前にかけて東京湾の首都防衛拠点となっていた猿島の砲台跡を訪れるガイドツアーです。猿島には縄文、弥生の遺跡や江戸、明治、昭和の要塞島としての歴史的な建造物が残っています。

研修の様子 → https://youtu.be/4cqtfEGiEao

◆浦賀ドック

「浦賀ドック」(浦賀レンガドック)は、近代以降約1,000隻にのぼる船舶を造り続けてきた住友重機械工業・旧浦賀工場の跡地です。2003年に閉鎖されるまで、この造船所では歴史に残る名鑑も多数建造されました。

◆猿島

猿島(さるしま)は東京湾に浮かぶ唯一の自然島です。 三笠桟橋からの約10分の船旅で訪れることができます。旧日本軍の要塞として、一般人の立ち入りは、終戦まで禁止されていました。 島内には緑深い木々のなか、レンガ積みのトンネルや砲台跡が残っています。

【生徒のコメント】
◆明治時代の欧米列強に追いつけ、という当時の人々の努力を感じられた。当時、造船技術がどれほど防衛や経済的発展にとって重要なものだったかということがわかった。
◆猿島には銃弾の跡や兵士が実際に暮らしていた跡が生々しく残っており、戦争というものの怖さを感じました。また、今こうして無事に暮らせていることに感謝したいと思います。