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【1年生】海外とオンラインでつながる英語の授業

英語の授業で、生徒各自がインターネットを介し、海外のネイティヴスピーカーと1対1のオンライン英会話を楽しみました。 

始まる前は緊張気味の生徒たちでしたが、オンライン英会話が始まると、積極的に何とか自らの意見を伝えようとする姿が多く見受けられました。 

生徒の感想を紹介します。 

◆「楽しかった!でも、聴き取れないところが多々あった。日常会話のスピードで聞き取れるよう、リスニングを継続して勉強していくことが大切だと思った」 

◆「とても面白かった。ネイティヴスピーカーとのコミュニケーションには、ジャスチャーや表情など、言葉以外の要素がすごく重要だと感じた。今回は質問に答えるので精いっぱいだったので、次回は私のほうから相手に聞き返して、できるだけ会話が途切れないようにしたい」 

◆「ネイティヴスピーカーと話す機会があるのは嬉しい!これからも楽しみです。今回は単語を並べて伝えることが多くなってしまったので、もっと文法を学んで、しゃれた表現で伝えたい!」 

◆「日頃の英語授業でも、スピーキングの練習をしてきたので、オンライン英会話でも上手く話すことができた。前回の授業で学んだ表現をつかって質問したら、ちゃんと通じて嬉しかった」 

指導する英語科の山田秀教諭は、 

「小・中9年間の間にネイティヴスピーカーとの会話を楽しんだ経験を持たない生徒もいるので、緊張して話せない生徒が多いだろうと考えていました。全員が懸命に自分の意思を伝えようと努力している姿に感動しました。これまでの授業でもスピーキング活動を毎時間取り入れるなど、オンラインで会話が成立することを前提とし、計画的に取り組んできた授業実践の効果が感じられます。もちろん、会話が成立したこと自体に喜ぶ生徒の姿もあります。学年が上がるにつれ、語彙が増え、表現が豊かになっていきますが、1年生には頭の中で一度作文してから発語する癖が強いためか、相手が話題を変えると追いつけなくなる場面もめずらしくないのです。日本人同士のコミュニケーション能力との相関はあるでしょうね」と、次回のオンライン英会話の準備を始めています。