2019年度第1回高大連携サイエンスツアーを実施しました
2019年5月30日~6月1日(2泊3日)に理数科特進部主催による第1回高大連携サイエンスツアーを実施しました。これは、高大連携により、高校生の大学における学習に対する目的意識やサイエンスの将来に対する意識の向上を図ろうと考えて計画したものです。そして、大学レベルの教育研究に触れる機会を増やすような取組や、高校の教員と大学の教員が相互理解を図るためにネットワークを構築することもねらいとしています。
その第1回として、筑波研究学園都市を訪問し、筑波大学の化学系模擬授業と施設見学、JAXA筑波宇宙センター研修、科学技術館研修を実施しました。事前に参加希望を取ったところ、定員の24人を上回る希望者が集まる人気でした。
31日(金)は、筑波大学化学系特命教授新井達郎先生による光化学の模擬授業と分析センターの見学、末木啓介教授によるアイソトープセンターの説明で午前中の筑波大学研修を終え、午後はJAXA筑波宇宙センターで、一般には開放されていない施設のガイドツアーなどに参加しました。翌日は、科学技術館で研修して帰路につきました。
参加した生徒からは、身近な現象が光化学で説明できることが分かった、宇宙飛行士や支援スタッフの仕事が分かって感動したとの感想が聞かれました。15か国が参加する「きぼう」で働くには共通言語の英語が不可欠であることも知り、学習への認識を新たにしました。