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【高校現代文明論】生きるための思想や教養にふれる 1学年「高校現代文明論」➃(9/20)

9月20日、1年生の「高校現代文明論」の授業では証券・金融業界や大学・専門学校、国や自治体、地元企業等から講師を迎え、ビジネスや金融リテラシーの育成、企業活動の社会的意義や人間関係の構築などの講義を受講しました。本校では定期的に学問の世界や社会システム、国家行政の一端に触れ、キャリアについての意識形成を図っています。各クラスの講義概要と感想文は次のとおり(講師敬称略)。
 
【A組】法務省上諏訪拘置支所 所長・髙橋義明「法制度における拘置所・少年刑務所の役割」

《生徒の感想より》
◆「自分にはあまり関わりのないことを聞くなあ」と思っていましたが、割と簡単なことで刑務所に入ることがあるんだなと思いました。自分が思っていたよりも、刑務所はずっとすごい場所だと思う。教育を受けたり、勤労の習慣を身に付けたり、一般社会に通用するように技能を習得したりなど、よくドラマや映画で見るものとは全く違うところでびっくりしました。ドラマで見るものは外国ではよくあることらしく、日本の場合は一人一人に向き合って、新しい人生をスタートする(できる)ようになるんだろうなと思います。入ったことのない人が多いので、中でどんな生活をしているのかわからず、出てくる人に対して「何も変わっていない」「一生出てくるな」と思ってしまう方が多いかな、と感じています。こうした勉強をすることで、だんだんと偏見がなくなっていくと思います。講師の方は、好きなこと、できることなど、趣味の多い方で、いろいろと尊敬できます。堂々としていて、その仕事柄が表れていると感じました。職業について考えることができてよかったです。やはり、自分が思っているより、良いなと思うところもありましたが、刑務所はきついところが多いと改めて感じました。
◆刑務所や拘置所に入る前に様々な手続き・流れのあることを知った。また、犯罪になる3つの条件が成立しないと犯罪者として認められない。例えば、傷害罪であれば、医者は許可有りなので犯罪として扱われない。年間で77万人が通報され、受理されていることに驚いた。刑務所は全国に74ある。けっこうたくさんあるものだ。自分の生活では刑務所は身近なところではないと思っていたが、意外とよくある犯罪でも入るところなので、しっかりと学び続ける必要があると感じた。刑務所は犯した罪を反省するだけではなく、決められたことをきちんと行い、技能を習得するなど、様々な支援が行われていることを知った。海外の刑務所では、監視しているだけで決まったことをするという生活はない。なぜ日本と他国で違いがあるのだろうか。日本の支援は手厚い。刑務官は地味な仕事だと言っていたが、必要な仕事だと感じた。
◆今回のお話をうかがって、今まで知らなかった刑務所や刑務官について知ることができました。また、自分の行動が犯罪とみなされるには3つの条件があること、何をしたら刑務所に入ることになるのかを知ることができました。刑務所に入ることになる犯罪は、以前から知っているものがほとんどでしたが、人に唾を吐きかける行為なども暴行罪になるとていうことは知らなかったです。今回のお話で、刑務所に入ることになってしまう行為について、より知ることができたので、自分が大人になって社会で生活していくことになった時に、「知らずに犯罪になる行為をしてしまった」ということがないように気を付けたいと思いました。刑務官はバイトなどはできないが、勤務地は本人の希望が考慮されたり、宿舎が原則無料であるなど、安定した生活を送ることができることも知りました。
 
【B組】大和電機工業株式会社 代表取締役社長・原雅廣、管理部・芳賀仁「メッキがないと何も始まらない」

《生徒の感想より》
◆本日はお忙しい中、本当にありがとうございました!スマートフォンの小さな部品が、車の部品と同じだということが、とても印象に残っています。見えないところで頑張っている人々が、この世の中にたくさんおり、その人々がいるから世の中が成り立っているのだなと、あらためて今日のお話を聞いて思いました。地球にやさしい、YamatoのELCめっき技術がすごい。業界のパイオニアとして、メッキ工程からの環境有害物質の排除、水リサイクルなど環境のこともしっかり考えていて、おもしろかったです。諏訪に住んでいるので、Yamato諏訪事業所を見つけたいと思います!ありがとうございました。
◆環境有害物質の排除、水リサイクルによる資源の有効活用など、環境への配慮のレベルが高いと思いました。めっきというものが何なのか知りませんでしたが、加工設計から精密加工・組み立てまでできるすごいものだとわかりました。女子ソフトボール部もあり、めっきの仕事をしながら活躍している方が多くてすごい。めっきがないと、日常生活を支えているエレクトロニクス製品が作れない。見えないところで使われているし、めっきによってAIロボット、燃料電池、デジタル家電、大容量通信ができず、大事なものだということがわかった。新しい製品の開発を行う専門のスタッフを配置し、高度な分析・開発機器を駆使して客に信頼される技術開発に取り組んでいて、すごいなと思いました。めっきは普段の生活に大切ものだとわかりました。
 
◆大和電機工業株式会社の歴史を知りました。下諏訪に本社があり、今では規模が大きく、事業所が海外にもあるなど、規模の大きさに驚きました。スマホはもちろん、身近なものにめっきが使われていて驚きました。大和電機が長年培ってきた経験と技術はすごいです。品質や環境への配慮がなされていて、環境に配慮しためっき技術により、業界のパイオニアとして実践しているところから、客からの信頼の高さを知った。今後も世界中に大和電機のめっきが広まってほしいと思いました。
 
【C組】明治安田生命相互保険会社諏訪湖営業所 宮坂由美、櫻井美香「『人生100年時代』を生きる子供たちに伝えたいお金のこと、保険のこと」

《生徒の感想より》
◆今日のお話を聞いてみて、私たちは契約をしたことないと思っていたが、商品の売買でも、契約にあたることを知った。日本でのお金の取引は飛鳥時代からあった。家計・企業・政府の3つが経済主体として動いている。人生でかかる費用のことを考えていくと、ライフイベントでかかるお金を準備することができる。最近は若者の金銭トラブルが増えてきている。18歳未満の契約は親の同意によるが、18歳になると、契約には責任が付いて回る。金銭トラブルの主な原因は、契約の内容を理解していないことなので、トラブルを回避するために、しっかりと知識をつけておくことが大切だ。電話などで勧誘された場合は、あいまいな回答をするのではなく、いらないならきっぱりと断ることが大事。万が一のために保険に入っていたほうがいい!
◆今までは、ずっと親による契約だったり、ネット注文だったりなので、仕組みをまったく理解していなかった。18歳・20歳まで、あと4年、6年なので、今のうちから自立するために契約について知っておきたい。知らないことがあると、契約違反だったり、犯罪につながってしまうかもしれないので、しっかりと勉強しておきたいと思った。知るためには、お金のことを知らなければならない。なぜお金ができたのか、現金だけでなく、キャッシュレス決済の仕組み、クレジット決済の仕組みを知っておきたい。交換機能・価値保存機能・価値尺度機能というお金の機能も知った。収入と支出のバランスを考えて使うこと。収入から税金、社会保険料など、自分が買ってなくても払うものがあること、可処分所得という自分が好きに使えるお金など、いろいろと勉強になった。
◆私たちが当たり前に使っているお金は、大切であると同時に危険なものだということがわかりました。最近はスマホやカードでの支払いが増えていて、私も使っていますが、やはりネットではなく、お店で買うのが安全だなと思います。スマホでのトラブルが増えているからこそ、あり得るかもしれないので、気を付けていきたいと思いました。私はあまり自転車には乗らないのですが、乗る場合は運転に気を付けて生活しています。保険ことは親に任せきりにして、わからないことだらけなので、自分に合ったものを探すことが大切だし、一人で決めずに相談して本当に必要な保険を決めたいきたい。その場面に合った行動とリスクを念頭に置きたいです。
 
【D組】学校法人ミスパリ学園ビューティ&ウェルネス専門職大学 講師・齋藤勝「美容の世界と求められる資質」

《生徒の感想より》
◆今日初めて専門職大学という学校があるのを知りました。企業と連携して600時間以上の実習で学ぶことができる点が魅力的だと思いました。将来、安定していて、なくてはならない産業で自分で起業したい、会社を立てたいと思っている人にとっては、とても良い学校だと思いました。美容と言ったらメイクアップアーティストや美容師などの職業くらいしか思い浮かばなかったのですが、美容だけでなく、健康にも気を使っているエステティックやスポーツインストラクターが職業としてあることを初めて知り、とても勉強になりました。客の悩みを聞いたり、プレゼンで人に伝えること、コミュニケーションをしっかり行ったうえで私たちに商品が届けるなどは、とてもやりがいのある仕事だと思いました。そんな仕事に一歩近づける大学があるのは良いことだと思いました。国家試験も受けられ、なかなか面白そうです。
◆専門学校と専門職大学の違いを知ることができた。専門職大学は専門学校と違って4年間学び、その4年間で職種を変更することができる。美容奈健康に対する意識が高く、興味のある人に向いている。「人のために」尽力できる人、変化に柔軟に対応できる人、カウンセリング能力がある人など、知識・スキルが必要らしい。美容や健康以外にも心理学なども学べる。物を購入する時、比較するという行動が必要なため、カウンセリングを身に付けておくと役立つとのことだ。将来どの仕事に就きたいかを考えた時に、一番に美容がでてきて、大学を調べたら、この大学が出てきた。授業内容など見て、すごく自分に合っていると思ったし、自分の学びたいことがたくさんそろっていて、この大学に行きたいなと思いしました。
◆専門職大学は学習のバランスがよく、実習時間が長いなど、他の大学とは違った仕組みがある。「エステティック」は生活習慣病の予防にも役立っていることを知った。健康美は、体の細いことが美しいのではなく、健康的な形が本当の健康美だということが「なるほどな」と思った。美容や健康の仕事は、それらについての知識だけではなく、カウンセリング力やコミュニケーション能力が必要だ。「美容の資格+αの強み」についてでは、美容や健康は目に見えないことだから、カウンセリングが大事だということを知った。学習の幅が広く、実習や演習が多くあり、楽しそうだった。講師の先生は違った業界から飛び込んだとおっしゃっていたので、そのようなことがあってもいいのだと安心することができた。美容と健康についての仕事もたくさんの職種があるので調べてみたいです。
 
【E組】国税庁諏訪税務署 総務係長・小林礼於「税のしくみ」

《生徒の感想より》
◆小学校から中学校にかけて、きっちり学んできた税金の理解を深めることができる時間だったと思う。今のところは関係のないことではあるが、大人になった時の消費税・所得税などは必ずはらわなくてはならないものだから、その仕組みを知ることができてよかった。税のおかげで国民が安心して暮らすことができ、不自由なく生活できていると思うので、とても感謝したい。税金は、当たり前だが、公平性が重要だ。複数の税金をバランスよく組み合わせる「タックスバランス」などはとても関心できる仕組みだ。この世の中で税負担が大きくなっているが、ただ文句を言うのではなく、税金に「関心」を持ち、自分の事として考えてしっかり協力していきたいと思う。国税庁の組織図がとても複雑で驚いた。自分たちの安心した暮らしを実現してくれている国税庁の方々に感謝の気持ちを持って生活していきたい。
◆今回、税務署の方による講義を聞き、税金についてこれまでよりも深く考えるきっかけとなりました。講義では、私たちが日常生活で関わっている税の種類や役割について、具体例を交え、わかりやすく説明してくださいました。特に所得税などのように納税者が直接国や自治体に納める「直接税」と、消費税などのように商品やサービスの価格に上乗せされて支払う「間接税」の違いについて学んだことが印象に残りました。普段はあまり意識せずに払っている税金ですが、その使い道を知ることで、私たちの生活や社会基盤を支える大切な仕組みであることが理解できました。また、税金が単にお金を取られるものではなく、教育・医療・福祉・道路整備など、私たちが当たり前に享受している公共サービスを支えているという説明を聞き、納税することの社会的意義を強く感じました。これから大人になり、自分自身が納税者になる立場を考えると、その重要性をあらためて認識しました。
◆今はあまり税に関わることはありませんが、この先たくさん関わっていくと思うので、勉強になりました。人の一生の中で負担する税金を見た時、消費税や所得税、地方消費税など知っている税もありましたが、ゴルフを始めたら「ゴルフ場利用税」や、親から土地をもらうと「贈与税」など、聞いたことのない税がたくさんありました。また、一生の間で負担する税の合計は30以上あることを知りました。税は個人の生活レベルで変わるので、もっと増える場合もあると思うと、すごく大変だなと思いました。こんなにたくさんの税金を払っているのに日本の公債金はどんどん増えていて、返済が全然出来ていないことにびっくりしました。社会保障が平成2年から26兆円以上上がっていますが、公債金が返済できない一つの理由なのかなと思いました。税は一生関わっていくことなので、しっかり勉強していきたいと思いました。
 
【F組】防衛省自衛隊長野地方協力本部 広報官・山本慎太郎、3等陸曹・小池祐羽「防衛省の業務、国際情勢と防衛政策」

《生徒の感想より》
◆今まで自衛隊の人と関わる機会はまったくなく、自衛隊の人は災害の時に助けてくれるくれるくらいしかイメージがなく、興味を持ったことは一度もなかったが、今回の話を通して少し興味を持った。また、今までの自衛隊に対して、とても厳しくて、上下関係があり、すごく大変というイメージがありましたが、現場はどんどん改善されていると聞き、印象が変わった。また、私のように運動があまり得意でなくとも、自衛隊の中では様々な選択ができることを知って、将来自衛官になるのもそれほど悪くないなと感じた。また、前述したように普段の生活の中で、自衛隊の方と関わる機会は少なく、実際いろいろな偏見や勘違いがあって、あまり良いイメージを持っていたわけではなかったが、実際に話を聞き、親しみや安心感のようなものを感じた。今まで気づくことはなかったが、この人たちが日本を守ってくれているんだと実感して、感謝したいと思った。
◆今回の自衛隊の永井さん、山本さん、小池さんの話を聞いて身に付いたことは、自衛隊には整備士、CAなど訳20ほどの職域があり、自分の得意なことに挑戦できることや、最初は門限も早くて、しんどい訓練もして、とてもつらくて厳しい場所だと思いましたが、お三方の話を聞くと、とても楽しくて休養も取れ、プライバシーも守られる場所だと気づいたことです。また、陸上自衛官・海上自衛官・航空自衛官などありますが、その人たちは覚悟を決めて入隊していると思っていましたが、小池さんの話では、大学の先輩が自衛隊に入隊したから自分も入隊したという、少しラフな感じで入隊したそうです。今回の話で自衛隊はつらくて厳しい場所でもなく、しっかりワークライフバランスも取れ、個人のことを考えている場所だとわかりました。
◆以前から少し自衛隊に興味をもっていたのが、今回のお話が聞けてすごく嬉しかったです。私は「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」という映画で興味を持ちました。自衛隊ではなく、太平洋戦争時の特攻隊員の話で、前線で戦うという印象が強く、自衛隊がとても厳しい訓練や生活というイメージがありました。しかし、休日にしっかり遊び、門限なども緩和されていて、とてもよい職業だなと思いました。また、どんな人でも自衛官になれるチャンスがあると思いました。運動が苦手な人でも自衛官になれて、意外なこともしれたので、私も進路の一つに考えてみたいと思いました。お話がとても面白く、学べたのでとても楽しい講義でした。良い経験になったので、感謝でいっぱいです。
 
【G組】長野県労働金庫茅野支店 マネーライフアドバイザー主任・青木秀平、大久保美咲「高校生のためのお金の授業」

《生徒の感想より》
◆お金の仕組みやトラブル、小遣いの使い方などについて、あらためて勉強になりました。知っていることが多かったのですが、さらに深い話になって、多くの知識が得られてよかったです。高校生になってお金を使う場面が多くなっているので、特にトラブルに巻き込まれないように、用心深く、異変があればすぐに対策をとっていきたいと思います。トラブルだけでなく、衝動買いや我慢するのもお金のためであるし、最終的には自分のためになると思うので、そこもよく気を付けて生活していきたい。お金のことを自分だけでなく、これからいろいろな人と関わっていくうえで、他の人のためにもなるよう行動できたらいいなと思うので、今日学んだ知識をたくさんの場面で活かしていきたい。
◆本日は貴重なお話をありがとうございました。私は「金融」と聞いた時、難しいお話だと思っていましたが、講師の方々の話し方、画像、説明のわかりやすさから、金融のお話がスラスラと頭に入ってきました。銀行で働いている人はみんな札勘をして、お金に関する手続きをしている人だと思っていましたが、相談に乗ってくれる方など、銀行の中にもたくさんの職種があることがわかりました。実際に札勘してみて、とても面白くて楽しかったです。今までは見よう見まねでやっていたことが、本当に体験できました。丁寧に説明してもらえて、やっていくうちにスピーディ―にできるようになり、達成感があり、とても嬉しかったです。それから、本日のお話を通して、スマホに家計簿アプリを入れてみようと思います。これからもっとお金の知識がつくように頑張ります。あらためまして、本日は貴重なお話を本当にありがとうございました。
◆労働金庫ではATMでの送金や引き出しに手数料がかからないところがすごいと思いました。また、人生で初めて札勘を体験しました。持ち方を教わって、いつかお金持ちになり、たくさんの万札を数える時には今日のことを思い出して数えたいです。私は将来、いい車と大きな家が欲しいので、今から金融リテラシーを身に付けていきたいです。また、トラブル編では、最近よく耳にする「闇バイト」について学習しました。中学生の時は、スマホを持っていなかったので、自分とは程遠い話だと思っていましたが、今ではたくさんの詐欺的な情報が周りにあるので、気を付けたいです。最後にお小遣い編では、高校生になり、お小遣いがもらえるようになり、コンビニやネットなどでお金を使う機会が増え、そのためきちんと管理するようにします。お金は命の次に大切と言っていたので、自分で使い道を見極めていきたいです。
 
 
【J組】有限会社フキドウ代表取締役、岡谷市議・今井康善「地域貢献という生き方」

《生徒の感想より》
◆「東海大学理学部数学科中退」、正直とても驚きました。行きたくてもいけない人が多そうな大学・学部・学科を離れるという決断は、私ならできません。すごい人生を歩まれてきたのだなと思います。地域に優しくされてきた分、地域に恩返しをしたいという考え方も素敵だなと思います。「自分の役職でどんなことができるか、可能性を常に考えるようにしていた」とおっしゃっていました。私は部活動やクラスの役割を任せられるたび、自分のやりたいことに取り組む時間が減ってしまうことが嫌だと思ってしまいます。マイナスに考えてしまうことが多く、そんな自分にも嫌気がさしますが、今井さんのように明るく考えられたらいいなと思いました。自分の可能性を前向きに考えられたら、仕事のモチベーションも上がりそうですし、人生を前向きに生きられそうです。頑張って明るく生きられるように前向きに考えてみます。今日はありがとうございました。
◆私の育った地域は山に囲まれたところで、人口減少や高齢化が著しいので、中学校では総合的な活動で地域のために貢献できるように、自分にできることを考えて行動してきましたが、高校生になってから、自分の地域よりも茅野市と関わることが多くなり、自分の地域に目を向けることが少なくなりました。この機会に地域の「過疎化」などの問題に向け、問題を自分の事として受け止め、政治にもっと関心を持とうと思いました。また「地域の将来は自分達が創る」という言葉を心にとめて、今を大切に生きようと思いました。以前、辰野町子ども議会に参加したことがあり、自分の意見をマイクの前で発表するということがあり、とても緊張しましたが、自分の意見を町の議会の偉い人に聞き入れていただき、町の方針が少し変化したということが、とても嬉しかったので、その時の感覚を忘れずに、これから地域の問題に目を向け、地域貢献のために自分から意見を発信していきたいと思います。
◆未来を考えくださる今井さんや他の市町村の議員さんは、とてもありがたいなと思いました。現在は、税のアップが問題になっていますが、市町村民がよりよい生活を気持ちよく送れるように、いろいろ考えてくださったり、様々な政策や取り組みなどを練ってくださってくれていて、本当に感謝しかないと思いました。私は、地方議会のことをあまり知らなくて、自分が住んでいる町が主にどんなことを行なっているのか知りません。ですが、私たちが生き生きと生活し、犯罪や事故の少ない街で生活できているのは、地方議会議員の方々のおかげでもあります。まだ高校生ですが、18歳になれば、投票に参加する権利も持ちます。面倒くさいから投票しなくていいなんて以ての外で、私たちの生活をよりよいものにしてくださっている地方議会議員の方々に一票でも多くの票が集まるように貢献していきたいです。