【1学年】生きるための思想や教養にふれる 「高校現代文明論」①(6/22)
22日、1年生の「高校現代文明論」の授業では証券・金融業界や大学・専門学校、国や自治体、地元企業等から講師を迎え、ビジネスや金融リテラシーの育成、企業活動の社会的意義や人間関係の構築などの講義を受講しました。本校では定期的に学問の世界や社会システム、国家行政の一端に触れ、キャリアについての意識形成を図っています。各クラスの講義概要と感想文は次のとおり(講師敬称略)。
【A組】長野県労働金庫茅野支店 係長・林怜、御子柴彩映「高校生のためのお金の授業」
お金と上手につきあいましょう。これまでかかったお金、これからかかるお金。お金に関する知識を身につけ、今後の人生に役立てましょう。詐欺被害をはじめ、悲惨な事例も紹介します。


《生徒の感想より》
◆今回のお金の授業で、お金の仕組みや大切さについてあらためて学ぶことができました。今までお金のことは難しくて、しっかり考えたことはなかったけれど、スライドで丁寧にお話をしてくださった内容がわかりやすくて、以前よりも理解を深めることができたと思います。印象に残っているのは、これまでかかったお金と、これからかかるお金のお話です。今まで幼稚園から高校にかけて、だいたい700万以上のお金がかかっているのを考えると、すごいことだと思いました。さらにこから大学や就職などでお金がかかるので、感謝とお金に対して注意していくことが大切だと感じました。お金の使用方法はとても難しいけれど重要なことなので、これからもっと知識を身につけて慎重に大切に使っていきたいと思います。将来必ず使用するものなので、トラブルに巻き込まれないように、今回のお話を将来に役立てられるようにしていきたいと思いました。
◆自分のお金の管理が甘いなと思いました。ほしいものはすぐに買ってしまったり、親に買ってと頼んだり、将来のことも考えてしっかりお金の管理に気を付けていきたいです。また、自分の使っているお金は両親が一生懸命働いて得たものだし、学費にしても自分では出せないので、親には本当に感謝しなければいけないと思うことができた。これから自分でカードを作れるようになっていくが、自分でしっかりと管理しないと被害にあいかねないと思う。カードも楽だが、カードに頼りすぎないようにしたいと思った。もし、お金を借りるとしても、手続きが簡単、楽なものには気をつけたいです。また、無理のない範囲で借りるということを頭の片隅に置いておきたい。しっかり働いて、あまりお金を借りるということがないようにしたいが、もしもの時は、うまく使ってトラブルやブラックリストに載らないように気を付けたいと思います。
◆私は今まで、銀行に対して「たくさんの利子を払わないといけないところ」という認識を持っていしましたが、労働金庫は利子を必要としない銀行で、ローンを組んだ時に自分にとってメリットの多い金融機関だと知りました。また、世の中には様々な種類のローンがあり、その利子はすべて統一されているものだとばかり思っていましたが、車や家を買うなど目的が決まっているものに対してのローンの利子は安いが、大学に行くためなどに借りる教育ローンは他のローンよりも高いことを知って、まだ高校1年生ですが、これからの自分や、自分の世話をしてくれている人たちのためにも学費が比較的安い国公立大学を目指していきたいと思いました。また、キャッシュカードにはメリットだらけという考えでしたが、返済額が年数を重ねるごとに膨れ上がってしまったり、お金が返済できなくなってしまい、ブラックリストに載ってローンが組めなくなるので、これからはお金と上手に付き合っていきたいと思います。
【B組】防衛省自衛隊長野地方協力本部 広報官・山本慎太郎、第306施設隊人事陸曹・今井紀子「防衛省の業務、国際情勢と防衛政策」
世界情勢、日本と周辺諸国との間の問題、防衛省の役割と防衛政策、自衛隊の組織などについて解説します。


《生徒の感想より》
◆自衛隊の仕事は、ほふく前進などきついものしかなと思っていたが、カウンセラーや調理師など身近なところにもある仕事がたくさんあり、きついことばかりではないことを知った。自衛隊の隊員は全員体力があるものだと思っていたが解説を聞き、運動が不得意の人もおり、その人をサポートしながら訓練していたので、体力に自信がなくても安心して訓練を受けられることも知った。女性隊員の今井さんの話を聞いて、自衛隊は男性の職場というイメージがとても強かったが、トラックで荷物を運んだり、女性でもできることがたくさんあるんだなと思った。また、国家公務員でもあるので、産休がしっかり取れるところがいい。少しでも気になったら、茅野の事務所にいってみたい。
◆自衛隊に陸・海・空の3つがあることは知っていたが、前線に出る仕事以外にも情報系や医療系の仕事など様々な職種があることに驚いた。自衛隊は国内だけで活動するものだと思っていたが、意外と海外に出かけて様々な国の人々と交流しているそうで、いろいろな体験ができそうだなと思った。また、自衛隊は入る前から体力がないといけないと思っていたが、体力がなくても、だんだんと身につくようなトレーニング・プログラムが組まれていることを聞き、多様な人々が入隊できるようになっているなと思った。普段は聞けない自衛隊内での恋愛のような内面的な事情については、遠距離で恋愛したり、結婚もできるという話を聞いて、そんなことが可能なのかと驚いた。自衛隊にも座学や、学校でいう体育のようなものがあることを知り、日本の防衛のためにいろいろなことをしているのだなと思った。
◆あまり馴染みのない職業が自衛隊で、最初は筋肉ムキムキマッチョしか入れない、きつくてつらい職業だと思っていました。ですが、普通にデスクで仕事をする人、医療を担当する人など自衛隊の部署の種類が多いことを知りました。また、学生時代にマラソンがビリだった人や、体育の授業でしか運動していなかった人も入隊していると聞いて印象がガラッと変わりました。全然身近な職業ではないと思っていましたが、スポーツ選手だったり、歯科医が隊員としているなど、身近な存在だということがわかりました。でも、その中で、戦争があれば行かなければならない人、災害が起きた時に、危険な場所だったとしても行かなければならない人がいると思います。その人たちは国民のために家族ことを後回しにして自分の命を危険にさらしてまで国を守ろうとするのはとても偉大です。
【C組】第一生命保険株式会社 松本支社・小林由佳、南澤 綾子、涯設計デザイナー・宮下久枝「ライフサイクルゲームⅢ~生涯設計のススメ」
すごろく形式のゲームを楽しみながら、結婚・住宅購入などのライフイベント、病気・ケガ等のリスク、振り込め詐欺や架空請求といった消費者被害事例等、人生を疑似体験することができるボードゲームを通じて「お金の大切さ」「さまざまなリスクに対する必要な備え」「消費者被害にあわないための必要な知識」等、消費者として知っておくべき知識などを具体的に学びましょう。


《生徒の感想より》
◆今回のゲームを通して様々なことを学びました。その中で最も大切だと思ったことは、保険についてです。今回のゲームで最初のほうではお金がなく、保険に入らないようにしていました。しかし、ゲームが進むうちに保険に入らなかったことを後悔しました。たった一度の事故や病気などのアクシデントにより、所有していたお金のほとんどがなくなってしまいました。保険にさえ入っていれば、お金の半分が戻ってきたり、支払う金額が少なくなったからです。最終的な金額は仲間の中では最も少なく、他の仲間は保険に入っていたため、多くのお金を確保していました。これが現実だったらと思うとゾッとしました。これから高校を卒業し、大人になったら、保険にはお金を惜しまずに使いとたいと思います。いい体験をすることができました。ありがとうございました。
◆この「ライフサイクルゲームⅢ~生涯設計のススメ」をやってみて、両親はいろいろ考えながら生活しているということがわかりました。今はまだ親がいろいろと管理してくれていますが、大人になったら、これらのことをすべて自分がやらなければいけないと思うと大変で、両親や支えてくれる人たちにもっと感謝を伝えなければいけないと思いました。今回はゲームなので、借金をしても全くなんとも思わなかったけれど、実際の生活の中で事故を起こして借金をすることになったとなると、その後の生活が苦しくなるのでとても大変だと思いました。これから先、大人になるとすべて自分で行い、自分で決めていかなければならないので、物事を知り、株など投資について勉強することが大切だと思いました。ゲームをしていると、子供がいてもいなくても、どんどんとお金がなくなっていき、そこから増やしていくのが大変で、お金の大切さを理解しました。
◆今まで、お金についてあまり考えたことがありませんでした。けれど、今日ライフサイクルゲームをやってみて、身近なお金の問題、保険の問題について考えることができました。この授業を受けてこれまで聞いたことがなかった言葉がたくさんありました。例えば「投資信託」です。これは、多くの人から資金を集め、運用の専門家が効率的に株式や債券などへ投資を行う金融商品ということがわかり、新たな言葉を知ることができました。今日のゲームでは、はじめはグループの中で資金を一番持っていたのですが、最終的には多くの借金をしてしまいました。このことが現実に起こらないようにお金や保険に気を付けて生活していきたいです。この授業を受けて、足りない部分は自分で備えて、預金、保険に入るなど考えていきたいです。保険には「相互扶助の精神」が大切なことが理解できました。
【D組】国税庁諏訪税務署・総務係長・清水淳史「税のしくみ」
税の種類や使われ方、税務署の仕事、職員採用についてなど、税とは何か、また、そのしくみについて学びます。


《生徒の感想より》
◆税については中学校でかなり学んでいたので、今日の内容については知っていることが多かった。だが、税の種類や収入によって変わる累進課税の税率や、今のように財政悪化につながった理由など、詳しく知ることができた。また、日本の借金の状況、社会保障の内訳と増加についての知識を得た。日本の借金の状況は年々悪化しているが、資料によると平成7年から17年の間が深刻だったようだ。災害復興に使われているほか、社会保障の内訳と増加、たとえば高齢化社会が進んでいる日本では、年金に58兆円もあてられている。しかもその58兆円は若い世代が納めた税金によっていることもわかった。このままの状態で進んでいくと、労働人口が減り、若者の負担が増えるという問題についても考えていかなければならないと思った。
◆税金とは自分の収入から自動的に取られるものだと考えていました。しかし、税は公共サービスやその他様々なことに使われているもので大切なものだと感じました。税金の種類も様々で、直接税や間接税、国税、都道府県税、市町村税、固定資産税、所得税、法人税、酒税、たばこ税があることは知っていましたが、ゴルフ場税があることなどは初めて知りました。人の一生に関してずっと税が関わり続けていることを知り、そのおかげで得る税の恩恵もあるのだということを知りました。自分の中では、税は年金や公共サービス、教育がメインだと思っていましたが、医療費軽減、児童手当もあります。所得税については、収入の多い人に多く負担してもらうことを垂直的公平という考え方であるとこも知りました。税金についてとても大切なことを学びました。
◆税金を払うのは正直いやだが、税がないと消防や警察が機能しないほか、経済が回らなくなってしまうのでしかたがないと思った。だが、消費税10%は高いと思う。ゴルフをする人に金持ちが多いのでゴルフ場利用税をもっと上げて、消費税を減らしてほしいとも思った。結構な種類の税があり、面白い内容でした。脱税で捕まるのはダサいので、ちゃんとお金の使い方を考え、税を納付できるようにしようと思った。親が確定申告の計算をしているのを見て、大変そうだったので、将来自分もすることになると考えると、気が重い。今のところ、そこまで税について関心がないので税務を仕事にしたいとは思わないが、選挙にはちゃんと行き、納得のいく税の使い方をしてくれそうな人に投票したい。今まで少しも触れてこなかった職業についての話が聞けて選択肢が増えたのでよかったです。ふだん見えないところで活躍してくれている大勢の人がいるのだなと思いました。
【E組】信州スポーツ医療福祉専門学校・柔道整復学科講師・宮前勤、講師・安達英水「三角巾を使った応急手当」
骨折等の応急処置はその後の回復に影響します。今回は「三角巾を使った応急処置」を中心に体験的に学びます。


《生徒の感想より》
◆三角巾の使い方が思っていた以上にあって驚きました。三角巾1枚で救える命があると思うと、これは絶対に所持しておいたほうが良いと思いました。処置の仕方を知っておくと、いざという時に何をすれば良いかがわかります。あとは、行動できるかどうかが一番の問題だと思いました。実際の場面で自分がどうするかはわかりませんが、勇気を出して関われるようにしたいです。また、今日はパンフレットや処置法のプリントをもらったので、家族と話そうと思います。いざという時に関われる人が増えていくことを願っています。今日は私たちのために貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。勇気をもって行動できる人間になります。
◆今回の話を聞いて、日本の医療はすごく整っており、ピラミッドの一番上はドクター、日本で最も多いのはナースということもわかりました。私は医療系の方面はあまり視野に入れていませんでしたが、自分も命を救ってみたいし、そうしたことに関われるようになりたいと考えました。これから少し気になったことを調べようと思います。三角巾にはあんな使い方もあるんだと思い、いざという時のために備えておきたいです。人が道で倒れているという場面に遭遇した場合、命を助けることを最優先に、恐れず行動できるようにしたいと思います。とても勉強になりました。
◆医療系について興味がありますが、進路として選択すべきかどうか迷っていたので、とても参考になるお話でした。日本の少子高齢化や2025年問題など、思っていたよりも深刻で、私たちが支えていく立場でと思うと、不安ですが、講習会などに参加して医療についての知識をつけていきたいと思います。骨折した時に三角巾で固定できることは知っていましたが、包帯が作れるとは知らず、もし、何か緊急事態が起きたら、今日学んだことを生かして、すぐに行動できるかはわかりませんが、積極的に行動したいです。本日はお忙しい中、三角巾の使い方や応用など教えてくださり、ありがとうございました。学んだことを忘れず、人の命や病気に関わって、いろいろな体験をしたいです。
【F組】中部鉄建株式会社 代表取締役・伊藤健一「起業・社会貢献・人生」
伊藤社長はJR東海・飯田線の安全・快適な乗り心地を確保するためにレール、マクラ木交換など線路にかかわる全ての保守を行う企業を経営しています。起業・経営上の信条・理念や生き方、社会貢献についての思いを熱く語ります。


《生徒の感想より》
◆建設業はすごく身近にあるものだけれど、詳しくは知らないし、知る機会がない世界でした。「キケン・キタナイ・キツイ」とマイナスなイメージを持たれていますが、自分たちがこのように安全に暮らすことができているのは、間違いなく、建設業の方々の頑張りがあってのことだと思いました。私は長野県が地元ではないので、あまり電車を利用することがありませんが、これから電車を利用する時には、そうした方々がいて利用できていることを思い出し、感謝の気持ちを忘れないでいたいと思います。これから社会に出る身として、今は「自分で決める訓練」の期間なので、夢に向かって何をすべきなのか、先を見据えて考えられる人間になりたいです。お仕事のこと、生き方、これからのことに対するアドバイスなど、いろいろ教えてくださり、ありがとうございました。
◆今日、伊藤さんの話を聞いてたくさんのことを学びました。一つ目は、鉄道のことです。毎日利用する電車ですが、たくさんの人によって支えられているものだと、あらためて感じました。人手不足で悩んでいても、乗る人の安全を考えて仕事をしていることに、あらためて感謝しないといけないと思いました。二つ目は、これからの社会を生きていくために大切なことです。伊藤さんは、「今、目の前にあることを一生懸命にやることが大切」と言っていました。目の前にある大変なこと、つらいことから逃げ出したいと思うこともありますが、一生懸命取り組んで、自分がやりたいことの道が広がるといいなと思いました。三つ目は、この今を大切に生きていきたいなと思いました。伊藤さんの家族のお話を聞き、あらためて平和なこの今が一番大切だと強く思いました。大変なこともとてもたくさんありますが、一生懸命頑張っていきたいです。
◆今まであまり知らなかった建設業について知ることができ、将来の進路を決めたり、社会に出て生活していく中での大切なことを知ることができ、とても充実した時間になりました。建設業は線路などの工事や整備がメインになるので、命にかかわる仕事としてとても大変な仕事なんだなと思いました。また、初任給などのお金の話を聞いて、やっぱり高卒よりも大卒のほうがいいなと感じました。将来、仕事に就く時も大学や大学院を卒業していたほうが選択肢が増え、幅が広がると思いました。私は将来の夢や目標が決まっているので、それを実現させるためにも、たくさん学び、大学まで行けるように頑張ります。また、この高校3年間が大事になるので、充実した日々を送れるようにしたいです。本日はありがとうございました。
【G組】国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校 広報室長・冨澤邦明「航空業界入門」
ビジネスや観光、物流など利用が増加する日本の航空運輸業界について概要を学びます。また、企業人として大学卒業までに身につけておくべき必須の要素を講義します。


《生徒の感想より》
◆今日はお話をしていただきありがとうございました。私はまだ、将来なりたい職業が決まっていなかったため、とても興味深いお話でした。どんな職業にも共通して求められる人の型があり、そのうちの2つは、自分の努力でどうにかできるというのがとても印象に残っています。その2つのことを大切にし、意識しながら学校生活を送りたいと思います。また、私はウェディングプランナーに少し興味があったので、20歳でたくさん稼げると聞いて嬉しいです。航空業界のお仕事にも、まだまだ知らないことがたくさんあったので、いろいろな職業について自分から調べていけるようにしたいなと思いました。自分にとって何が幸せで、何をしたら幸せになれるのか、しっかり考えて職業を見つけ出したいと思います!幸せになってほしいという思いが伝わってきて嬉しかったです!お話も面白かったです‼ありがとうございました!
◆航空業界の仕組みから今後自分が何をしたらいいのか、何にむいているのか、新しい発見の切り口を見出すことができました。また、観光業だけでなく、今後の将来に必要な力や能力などについて学ぶことができました。3年生になってから自分は何をすべきか、何をしたいのか、何にむいているのかを決めるのではなく、今からしっかりと考えて、決断をするときに困らないようにしていきたいと思いました。それだけでなく、自分の中では仕事のやりがいも大切だと考えているので、自分は仕事に関わる人もやりがいがあって幸せになれる仕事を見つけていきたいと思いました。ただ、その仕事に就くのにも、教養や知識なども必要だと思うので、今できる勉強もしっかりやっていきたいと思いました。また、自分の好きなことを追い求めるのではなく、苦手なことや嫌いなことにも挑戦して自分自身の可能性を増やしていけるようにしたいです。
◆自分はそこまで将来のことについて考えることがなく、本日の話を聞かせていただいて、とても勉強になりました。自分が幸せになるために、満足のいく生活を手に入れるために何が必要かということを再確認できた、よい機会であったと思います。将来、運輸関係、航空関係、ブライダル関係の仕事に就くかはまだわかりませんが、教えてもらった笑顔で、元気よく挨拶することや、自分から人と関わりに行く、そうい日頃のあたりまえの行動で周りの人の気持ちを少しでも明るく、楽しく、そして幸せに過ごすことを意識して学校生活に取り組んでいこうと思います。本日は、4時間もかけてとっても素敵な講義をしにいらしてくださり、本当にありがとうございました。自分も人と関わったり、笑顔を見ることが好きなので冨澤さんのような笑顔を絶やさない素敵な大人になって幸せな日常を歩んでいけるようら努力していきたいです。
【J組】駒澤大学入学センター 小板橋良太「駒澤大学での学び」
大学教育では業種や職種を問わず活用できる基礎的・汎用的能力の育成が求められています。大学での学びとはどのようなものか、また、大学進学の意義について理解を深めます。


《生徒の感想より》
◆「大学に進学するメリットは、ゴールに至るまでにたくさんの過程があるため、人間的に成長できるチャンスがある」という言葉が心に残りました。大学に進学するメリット、また専門学校や就職するメリットも考え、見学などをしながら将来を決めていきたいです。また、駒澤大学は一つのキャンパスにすべての学部があるところがすごいなと思いました。違う学部の教授や生徒とも意見を交換したり、質問できる部分がとても魅力的だなと感じました。駒澤大学には「仏教学科」や「地理学科」「グローバル・メディア・スタディーズ」など珍しい学部や学科があります。他の大学の特徴的な学部や学科も知りたいなと思いました。私は大学進学を考えているので、オープンキャンパスに参加するなどして自分の目指す大学を決めたいなと思いました。
◆大学については、進学する方向で考えていますが、詳しい情報はしりませんでした。ですが、駒澤大学をはじめとして大学についてのお話を聞いて、どのような目的をもって進学をするのかを決めるべきだなと思いました。私は将来就きたいと考えている仕事があります。自分の性格上、現在就きたいと考えている職業の他に興味をもって調べた職業がないので、もう少し他の職業にも目を向けて選択の幅が広げられるようにしたいと思います。正直なことを言うと、まだ高校1年生という考え方をしてしまっている部分もあるので、今後はその考え方から大学受験まで2年弱などという考え方に変えていきたいと思います。そうすることで、自分の考え方が変わっていくと思うし、大学進学という大きなことですが、ギリギリになって考え出す人より多くの準備ができるような気がするので、今から考えられるようにしたいです。
◆今回の話を聞いて、将来の自分自身の進路について考える幅が広がったなあと感じました。まず、大学とは何を学ぶところかという話から研究の分野まで様々なお話をうかがい、より一層進路について真剣に向き合うことができました。私が特に気になったのは、文学部歴史学科の日本史学専攻についてです。もともと私の住んでいる富士見町の周辺が縄文文化に関わりの深いこともあり、歴史には強い興味をもっていました。駒澤大学のパンフレットを見ていく中で、歴史の現場に自ら赴き、様々な人々と意見が交換できるということが魅力的だと感じました。実際に自分の目で見て、他の視点をもつ仲間と考えを共有することは何においても重要だと思うため、共感できるとところが多くありました。今回の話を忘れず、自分の進路選択に活かしていこうと思います。