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【理数科】2022年度 理数科課題研究中間発表会を行いました

7日、理数科2年生が現在取り組んでいる課題研究の中間報告会が開催されました。 

現時点の成果、今後の研究の方向性、工夫を擁する点などを、研究テーマごとに報告しました。 

報告会には、グローバル&サイエンスコースへの進級を希望する1年生も出席し、興味津々。 

発表内容の概要 ()内は指導教諭 

 

【物理ユニット】「内部の気圧による筋肉風船の力の違い」(中村) 

ミラクルロケットとバルーンアート用の風船を使って物体を持ち上げるというケースを知り、研究したくなった。研究が成功したら日常生活や災害時など様々な場面で、低コストで作り活用したいと考えた。 

【化学ユニット①】「災害時の灯り」(丸山) 

地震や自然災害の多い日本で災害時に必要なものの一つが灯りであると考えた。そこで私たちは家庭にあるもので安心安全で使えるランプについて研究した。 

【化学ユニット②】「環境に寄り添うプラスチックを目指して」(丸山) 

ここ数年プラスチックが環境に及ぼす被害が問題になっている。日頃、街を歩いていても道端にペットボトルが捨てられていたり、川や湖にも浮かんでいるのを目にする。環境に優しく、身近なもので作ることができるプラスチックについて研究している。 

【数学ユニット】 「パスカルの三角形と自己相似形の関係性」(武藤) 

パスカルの三角形について様々な視点から見ていくうちに、自己相似形が出てくることが分かった。このことを利用してパスカルの三角形にどのような傾向があるのかについて研究した。 

【生物ユニット①】「新たなバイオエタノールの生成方法」(神澤) 

野菜には収穫・調理の際に捨てられてしまう部分が多い。これらの削減のためとして、野菜の捨てられる部分を用いて、近年話題になっているバイオエタノールを生成し、その実用性について検討する。 

【生物ユニット②】「野沢菜と諏訪紅蕪の成長の違い」(神澤) 

諏訪地域の伝統野菜である諏訪紅蕪が減少していることについて知った。減少理由の一つとして、野沢菜が関わっていることを知った。そこで諏訪紅蕪と野沢菜の成長具合を確かめるため、比較実験を行った。 

【情報】「茅野市スマートシティ構想~持続可能な社会に向けて~」(宮坂) 

新型コロナウイルスの流行によって「インターネット化」が急速に進行した。私たちはこの「インターネット化」に目を向け、DXを利用して茅野市をより活用化させることや、インターネット社会の発展のためにできることを茅野市役所と協働で研究している。