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授業アンケート(上半期)の結果

今年度上半期の授業アンケートが全校生徒対象に実施され、履修科目ごとのデータが教職員に共有されました。ここでは全体の傾向を公開いたします。 

満足群が89%(前年度同時期88%)と、例年とほぼ同水準を保っています。 

研究部の齋藤均教諭によると、 

「生徒が在籍するコース、科目、教員の専門性、理念、教授法などによって評価はまちまちです。 

満足度は高値安定と思われるかもしれませんが、実際に細かいところを見ていくと、様々な要素が絡み合い、前回と比較すると評価の振幅が大きくなっている授業もあります。たとえば、私の授業(現代文)ですと、ICTを利用したとたん、(評価が)激しく下降しました(草)。さいわいなことに模試の成績はちょっと上向きでしたけど。 

一方、多様なデータを示して問題の本質を直観させるような手法をとった授業では、諸々の学力検査の結果から、概ね高い理解度を保っているようです。 

ここ数年、毎回10%の不満足群が現れます。この匿名の生徒たちへのアプローチが日常の課題なわけですよ。単位数によりますが、生徒がその科目を学習するのは主に1年間、しかも、Web回答方式のため生徒は忖度しません。もし、不満足群が50%を超えるとなると、きわめて危険です。アンケートの時期になるとドキドキします」 

と、早くも下半期のアンケートが気になるようでした。