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【理数科】1年生が法政大学小金井キャンパスで連携授業

このたび、法政大学・小金井キャンパス(理系3学部)を訪問し、連携授業を受講しました。 

花﨑美紀教授より「大学での学び understand から "over"standへ」という題目で授業を行っていただきました。なぜ「-f / -fe」で終わる単語の複数形は 「-ves と -s」になるかについて考えました。はじめは緊張していた生徒たちも花﨑先生の巧みな授業展開により、発問に対して積極的に回答する姿勢に変化しました。語形変化の規則性を見いだし、例外が出た場合の分析と仮説を立てることが「発見」という大学での学びの意義に通ずることを理解したようです。 

また、本校生が用意した大学の授業や学生生活などについての質問について、在学生がひとつひとつ回答する場が設けられ、現代の学生のキャンパスライフの実態に触れました。 

場外では、引率の池田菜穂教諭が別の大学で師弟関係にあった花﨑教授と懐かしいご対面。たがいに久闊を叙し、往時を振り返って盛り上がる場面も。 

「空き時間に課題や研究を行うために英語の論文を読んでいるということに驚きました。海外に留学するしないに関わらず、大学での課題や研究で英語力が求められているということに、これまで以上に英語の勉強をしなければいけないなと実感しました」と生徒。 

企画を担当した池田教諭は、「理数科の生徒は2年生では、サイエンスとグローバルのクラスに分かれます。どちらのクラスを選択しても、科学と語学の素養は必須ですし、今は自分の生き方を文系・理系
の二択で考える時代ではありません。生徒たちには『あれか、これか』ではなく、『あれも、これも』という貪欲な生き方だってあるんだということに気づいてほしい」と目を細めました。