【男子ハンドボール部】 県高校総体初出場 「長野県の歴史を変える」
2019年7月、ほぼビギナーズの生徒8名で出発し、今年4月に部に昇格した男子ハンドボール部。部員も充実し、「長野県の歴史を変える」をスローガンに進撃中。南信大会で岡谷南に大勝し、6月4~6日に開催される県総体・ハンドボール競技(会場・ことぶき千曲アリーナ)に初出場します。
創部当時から顧問を務める清水朋文教諭は「キャンパスの片隅でビギナーズが腹筋などの基礎トレーニングに取り組んでいるという同好会あるある風景の一コマ的な存在感でした。しかし、生徒の熱意はすごかった。女子ハンドボール部が部に昇格して間もない頃でしたから、競技経験のある生徒が『東海大諏訪の歴史を変えるのだ』という気持ちで未経験の生徒を数名集め、活動が始まったわけです。ちなみに私も未経験です」。清水教諭も2年間、寸暇を惜しんで様々な研究を続けました。 昨年4月には、全国中学大会優勝、ジュニアオリンピックカップ優勝のキャリアを有する牛丸敦貴監督を迎え、戦略システムを教え込み、競技力が上昇、戦力も充実しました。
今春卒業し、理工系学部に進学した、発足当時の会長のインタビューに「勝負にこだわるのは大切ですが、東海大諏訪の歴史にとって、新たにクラブを創設したという事実が重要だと思いますので、やがて同好会が部に昇格し、後輩たちが戦績を積み上げることを祈っています」(「希望の星」2019年8月号)と、現在を予言するような想いを語っていたことが思い出されます。
競争意識を持ち、成功体験を積み重ねるうちに生まれ変わった生徒たちの、さらなる成長を見守ってください。

発足当時のメンバー
