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学校開放講座「不思議な科学実験」を実施しました

7月7日(土)9:00~11:00に学校開放講座「不思議な科学実験」を本校化学実験室で行いました。これは、茅野市教育員会が学校の教員による、その専門を活かした市民向け講座という趣旨で平成元年から始めた企画に、本校も賛同して毎年実施しているものです。今回は、『光がかかわる科学実験』と題して、様々な方法で光を発生させる実験を参加者皆で体験しました。

講座には、地元の子供連れ家族と本校科学部が参加して、電子レンジの中で蛍光灯やスペクトル管が光る実験から開始しました。次に、ホタルの光を模して、ビニールチューブの中でシュウ酸エステルと蛍光剤の液と酸化剤の液を混ぜることで化学発光を起こす実験を全員が体験しました。2つの液を丁寧にビニールチューブに入れて口を閉じ、チューブを振ると明るく黄緑色に輝く光に、思わず目を奪われてしまいました。

次に、科学部による実験ショーへと続きました。ブラックライトで蛍光を発する飲料や様々な色の炎になる炎色反応を観察し、蛍光を発するスライムや人工いくらを参加者で作りました。ブラックライトを当てると妖しく光るスライムには、見入ってしまいました。最後に、科学部で飼育している様々な種類のザリガニの説明を受けて約2時間の講座を終了しました。

参加した小学生からは、いろいろな光る実験を楽しめたと感想を聞かせてもらいました。