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【理数科】2年生理数科生徒が信州サイエンスミーティングに参加しました

18日、塩尻市・長野県総合教育センターにおいて、信州サイエンスミーティング「課題研究合同研修会兼全国高等学校総合文化祭県予選」が開催され、本校は課題研究4作品(化学・物理・生物・数学分野)についてプレゼンテーションを行いました。 

今年度は2会場に分かれたハイブリッド方式による開催のため、代表8名以外の生徒はオンラインで参加しました。 

午後は、信州大学教育学部・伊藤冬樹教授による「調べ学習から科学的な研究へ」と題する講義があり、今後の研究の進め方について大きな示唆を受けました。 

他校生徒の研究方法、研究成果に注目するとともに、研究成果を発表し、多くの出席者との質疑応答を通して、科学研究に取り組む姿勢を学んだ一日でした。 

発表内容の概要 ()内は指導教諭 

【物理分野】「内部の気圧による筋肉風船の力の違い」(中村) 

ミラクルロケットとバルーンアート用の風船を使って物体を持ち上げるというケースを知り、研究したくなった。研究が成功したら日常生活や災害時など様々な場面で、低コストで作り活用したいと考えた。 

【化学分野】「災害時の灯り」(丸山) 

地震や自然災害の多い日本で災害時に必要なものの一つが灯りであると考えた。そこで私たちは家庭にあるもので安心安全で使えるランプについて研究した。 

【数学分野】 「パスカルの三角形と自己相似形の関係性」(武藤) 

パスカルの三角形について様々な視点から見ていくうちに、自己相似形が出てくることが分かった。このことを利用してパスカルの三角形にどのような傾向があるのかについて研究した。 

【生物分野】「野沢菜と諏訪紅蕪の成長の違い」(神澤) 

諏訪地域の伝統野菜である諏訪紅蕪が減少していることについて知った。減少理由の一つとして、野沢菜が関わっていることを知った。そこで諏訪紅蕪と野沢菜の成長具合を確かめるため、比較実験を行った。